1学期終業式のあと、広陵高校では毎年、原爆犠牲者慰霊式を行っています。
昭和20年当時、広陵高校は宇品にあり、戦時下で生徒は比治山橋など3か所で学徒動員に駆り出されていました。そして、8月6日の朝を迎えたのです。正門横にある慰霊碑は広陵高校関係者の原爆による犠牲者をお祀りしています。
また、慰霊碑横にある「原爆の絵」はその当時の様子を描き残した物です。その絵は路面電車の被爆敷石に据えられています。
広陵関係者をはじめ、原爆で犠牲になられた方々、また沖縄戦をはじめ多くの戦没者の方々に、心からご冥福を祈るとともに世界平和を祈念し、黙とうをいたしました。