学校概要School Outline

ごあいさつ

一緒に新しい伝統をつくっていこう。

広陵高校は、「全人格的な人間教育の場」。
伝統をバックボーンに未来を支える若人を育成します。


自分の夢を追い続けて、後悔しない3年間を。

理事長 田中 清峰Tanaka Kiyomi

高校3年間は、人生の進路が決まってくる大事な時機です。広陵高校には、全国レベルの部活動と勉学の両立を目的に入学する生徒もいれば、国公立大学などを目指して、勉学に対し高い意志を持っている生徒もいます。それぞれの夢をかなえられるようなスタートを、広陵高校で切ってもらいたいと願っています。もし挫折するようなことがあっても、あきらめるのではなく、次の夢を見つける、できないことにもチャレンジする力を3年間で身につけてほしいと思っています。本校に入学していただいた以上は、教職員が全力を挙げてサポートします。
また、生徒にはルールを守ることの重要性を機会のあるたびに教えてきました。学校では校則、社会では法律があり、決まったルールを守れない人は社会人として認めてもらえません。本校がルールやマナー、あいさつについて厳しく指導するのも、人として当たり前のことができるようにして社会に送り出したいと思っているからです。
広陵高校は、126年という長い歴史と伝統のある学校ですが、時間の長さや伝統だけでは学校を存続させることはできません。そのような学校ほど、常に革新的なことを行い、時代に合った人材の育成に力を入れる必要があると思っています。少子化や厳しい経済状況を背景に、現代は、教育の転換期に来ています。私は、教育には競争原理も必要であると考えています。何事においても、競い合うことで勝っても負けても自身を高められることを感じ、常にやる気を起こせる人間の育成に努めていきます。


自分らしく生きる

校長 堀 正和Hori Masakazu

現代社会は、AI技術の台頭を筆頭に加速度的な変容を遂げているからこそ、今まで以上に人としての資質・倫理観が問われる時代です。社会を創造する一人の人間として、物事をどう捉え、考え、判断し、行動していくか、そういった資質・倫理観をしっかりと育てなければなりません。そういった人としての根幹は、幼児から子ども、子どもから大人へと心身が大きく成長する時期に、何を体験し、何に気付いて、どういった考えを持つかによって確立されていきます。
その集大成となる高校3年間は、10代後半にあたる思春期です。心は未熟で、いかようにも変化をし、人としてどう生きていくのか、自身の生き方の骨格をつくる貴重な時間です。その変化の大きな時期に、本校教職員が関わり、友と支え合い、想像を超える成長を見せてくれた卒業生を私はたくさん見て参りました。現状が上手くいかなかったり、周りと比べたり、目標までの距離が遠いと、とかく諦めがちですが、生まれてまだ15年ほどの若者にどのような力が秘められているのかは、誰にも計り知れません。
自分の本当の力を知っていくために、高校3年間があります。今の立ち位置で自分を測ることは絶対にせず、「自分はできる」と信じ、どのような状況におかれても、何事も最後まで諦めずにやり抜くことが何より大切です。
高校3年間は、結果の善し悪しが問題なのではありません。結果以上に、自分自身を知るための経験値を増やすことが重要です。その経験値が、自身の考えの幅や深みを生み、何を大切に生きていくのか、という人としての根幹を育むのです。自分らしい生き方に気付くことにより、いずれ結果も見えてきます。また、より深い気付きを得るためにも、確かな学力を身に付けることが重要です。
これからの時代は今まで以上に、自らが問題や課題を考え、主体的に、そして他の人と協働しながら学ぶことが求められる時代です。広陵高校で仲間と共に様々な課題に取り組みながら、互いを高め合ってみませんか。

みなさんに出会えることを楽しみにしています。

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